高校英語でまず最初に壁となるのは5文型ではないでしょうか?
中学時代に習ってきた英語の延長線上に高校の英語があるかと思いきや、いきなり5文型を習いましょうと言われ、よくわからないうちに文型が5個もある、という事実を突きつけられ、さらにさらに、一体全体どこをどう見れば区別がつくのかわからない。
さらにちょっとわかった気になっても、英語の授業が進むにつれて、5文型のごの字も出てこない。
- いったいぜんたい5文型を習うことでなにがわかるのか?
- 5文型を習ったけど、この英文は何文型なのか?
- そもそも5文型やる必要あった?
と、こんな風に思っている人も多いと思います。私も、5文型を習う必要性もわからなければ、5文型をどう使うのかもわかりませんでした。
しかもこれが高校英語の最初に習うことなわけだから、もう大変です。大げさに言うと、ここでわからなくなったら高校英語が全部わからなくなります。
英語と数学は積み重ねの科目。つまり、これまで習ったものに知識を上乗せしていきます。アルファベットがわからなければ、英語を読むことは出来ませんし、現在形がわからなければ過去形もわかりません。つまり、5文型がわからないと、このさきの英語の授業がわからなくなってしまうのです。
厳密に言えば、完全に理解しなくてもある程度はわかりますが、5文型を知っているか知らないか、で文章を読み解く力、すなわち読解力に大きく差が出ます。